電気屋的・廃墟見学会 端島(軍艦島)編(長崎県長崎市)





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とてもおすすめですが、死ぬほど高い
(でも持ってます)
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2005年5月撮影

●島について

長崎港より西南18kmに浮かぶ、かつての炭鉱島です。
南北約480m・東西約160mという小さい島です。
詳しくはgoogleで調べてください、結構詳しく紹介されてると思いますので。
昭和49年1月閉山。
一般的に「軍艦島」と呼ばれる。

●電気屋的に見る、この島の価値

 電気設備は生き物であり、生活様式の変化による陳腐化、外的環境(錆など)や通常使用による劣化があり、修繕・改修などがなされる。
その為、過去の電気設備を観察・調査を行いたい場合に、それが古い設備であっても何らかの手が加えられている場合がほとんどで、昔の面影が見られない場合が多い。
また、リフォームの増加・最近の耐震建築物への関心の高まりなどによる立替などで、旧来の建造物は急速に失われている。
 この島の場合、閉山(S49年)以来手付かずで放置されたままであり、しかも現役当時は、大正・昭和期の従来工法・材料(がいし引きや4種電線等)が実用に耐えていたために施工当時のオリジナルを保ったままの場合が多く、現在においても、これらを当時の姿で見ることが出来る。
 電気工事・材料の革新期を跨いでいるので、その変貌を追って確認できる。
現役時に、電気工事に革命をもたらした「IV」「VVF」や小型で安価なMCCBなどが登場し、その時期の建替えや増設を期に次々と使用されている。
一部で樹脂製電線管やP.BOXも使用され始め、まだ不慣れだったためか、お世辞にも綺麗とはいえない施工を見ることが出来た。
 また、本島は全域が強塩害地帯であり、潮による劣化を観察出来る(ただ、あまりにも錆が酷過ぎて観察どころでない感はあるが)。
場所により錆の進行にはかなりの差異が見られるので、施工時の参考にはなると思う。




●当コンテンツについて

 VGA程度(640*480)の画像を多用し、また枚数も比較的多めです。
低速回線・低スペックのPC・携帯端末の場合、観覧に難がある場合があります。ご了承ください。
 若造の、いち電気屋が趣味でコンテンツを作成しています。出来るだけきちんと調べたつもりですが、内容に間違いがあるかもしれません。
また、過去の施工方法・材料に関して情報が乏しく、検証が不完全です。
2度ほど現地へ行っていますが、つい浮かれてしまい(ゴメンナサイ)肝心な所を確認していなかったりと結構中途半端です。
上記「資料」には電気関連の記述はほぼ無く、ほとんどが自前の中途半端な写真・メモを基に作成しています。
間違い、ご指摘などありましたら、メールにてやさしく教えていただけたらと思います。


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更新:2011-06-19

最初から 暫定公開中 一部リンク切れがあります
70号棟 端島小・中学校 3号棟 職員住宅
71号棟 体育館 2号棟 職員住宅
ちどり荘 教職員住宅 51号棟 鉱員住宅
69号棟 端島病院 13号棟 町営(教職員)住宅
66・67号棟 独身寮 59・60・61号棟 鉱員住宅
65号棟 鉱員住宅 30号棟 鉱員住宅 New!

New! 軍艦島の電気事情 いろいろな資料・実際に見てきた物を総合し、島を取り巻く電気の設備や事情を考察してみました。


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●このサイトにおける「資料」について
(主な物)


軍艦島実測調査資料集 追捕版―大正・昭和初期の近代建築群の実証的研究
ネット上における建造物の資料のほとんどは、元をたどると1984年に東京電機大学出版局より出版された当書が基になっているようです。
また、軍艦島関連の大手サイト「軍艦島を世界遺産にする会公式HP」は、この本の内容を基にした記述が多く(特に建造物関連)、数多くある軍艦島を扱うサイトやブログは、このサイトを二次資料として引用する例が多いようです。

当コンテンツでは、島の情報については基本的には当書および自前で撮影した写真・メモを参考にしています。
(その為、当サイトと他の軍艦島関連サイトでは、記述内容に一部食い違いがあります。)
ちなみにこの本、非常にお高い上になかなか売ってないので入手が大変です。アマゾンで運良く定価で出ていたのを運良く購入。
え?定価ですら4万近くする!ぼったくり!・・・いえ、値段相応です。欲しい人は是非どうぞ。上記の書名のタイトルがアマゾンのリンクになっています。
建築関連の人なら楽しめるのでは?
残念ながらプレミアが付いてしまっています。

度々再販の要望が聞かれる通り需要はあるようで、今回購入した物は3刷となっている。
この本は、東京電機大学の先生と学生による現地実測という、非常に手間のかかる方法によって作成されたものです。
現地を見れば分かりますが、図面なんてあって無いものなのがこの島の特徴で、実測こそが最高の資料です。
この他、閉山後10年にわたって継続的に老朽化の調査もされていて、塩害風害についての資料としても価値が高いです。

また、現在は跡形も無い木造建築物の詳細写真および資料は、この本以外では得られないのではと思われます。
建築がメインで設備関連の資料がほとんど無いのが個人的には残念です。
東京電機大学出版局 ISBN-4501620706 \37,800(税込)



軍艦島海上産業都市に住む―ビジュアルブック 水辺の生活誌 (ビジュアルブック水辺の生活誌)
閉山前の検証に使用。当時の様子や戦前の特異な建造物の写真もある。
書籍内の閉山前写真は、軍艦島実測調査資料集内の「写真編」と重複している部分が多いので、閉山前の写真を楽しむには安価なこちらを購入するのがいいかも。
単純に産業資料や建築資料とする場合には、廃墟写真集に多い「飾り」が無いほうが楽しめるので本の選びは慎重に。
この本は、当時の写真と様子が淡々と書かれていて、そして読みやすい。
油で磨かれて黒光りする、巨大な巻揚機の写真が非常に印象に残っている。この写真は資料集には掲載されていない。
岩波書店 ISBN-400008495X \2,415(税込)


その他
・實用初等電氣工學(実用初等電気工学)
戦前の電気工事施工の参考資料として。
 昭晃堂 ISBN無し(昭和18年10月18日第3版)

・電検シリーズ 電気材料
 東京電機大学出版部 ISBN無し(昭和37年9月20日第26版)

・採炭讀本 第29輯 坑内電気
 三菱鉱業株式会社技術部 非売品(昭和13年12月15日発行)


●参考にさせていただいたサイト
想像と記憶(端島・軍艦島)
 出典を明らかにした正確性の高い情報をコツコツ集めておられるサイトです。大変参考になっています。
 現役時の写真も満載です。まじおすすめ

軍艦島を世界遺産にする会HP
 島に関する情報は基本的には「軍艦島実測調査資料集」の内容そのものですが、写真や最近の島を取り巻く状況などが得られます。
 島内の写真もあり、上陸前の下調べや予備知識を得るのにとても助かりました。


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